今を生きる魂への物語
玻璃真人新記 真言の…
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----- 作者プロフィール -----
~初めまして。新美 宇受女です~

 玻璃真人の扉を開いていただき、ありがとうございます。

 『玻璃』とは、水晶をあらわす梵語の音訳です。小学館の国語大辞典からの抜粋では、
『①仏教でいう七宝(しっぽう)の一つ。現在の水晶をさす。紫・白・紅・碧の四種類がある。』
と解説されています。

 ある日、何気無く開いた国語大辞典の1996頁から、その文字が目に飛び込んできました。その二文字に触れた瞬間に「あ、コレだ!」と直感的なものを感じました。『玻璃』…『水晶』、水晶のような透明な心…。それを持ち、真(まこと)の道を生きる人。そんな人たちがいたとしたら?そこからこの物語は生まれました。

 でも、なぜ物語を書こうと思ったのか、はっきりとは思い出せません。ただ犬の散歩の途中に(歩いているときに何かを思いつくことが多いので)「書かなきゃ!」という思いが湧いてきたことは鮮明に覚えています。

 以来、私の頭の中で、真言や長田がさまざまなことを語りかけては、それをつづるという日々でした。書き上げた時には、「本にしなきゃ!」と、これまた憑かれたように、後先も考えず、どうしていいのかわからないまま、この本のための出版社を立ち上げ、自費出版しました。

 出版してから自己の内面で幾多の葛藤があり、心身ともに活動停止…冬眠状態でした。上巻発刊後3年近くたち、HPを立ち上げたのも、ようやく自分自身に向き合う準備が整ったからです。それまでの間、本を読んで感想を伝えてくださった方々の応援に励まされてきました。

 『玻璃真人新記 真言の…』は、私自身が自分と向き合うために書いたものだったのかもしれません。そして同時に、読んでくださった方々ひとりひとりの心の世界と、どこかしらつながる部分があるのではと感じています。玻璃真人とは何か。その目指す世界は何か。最近それを端的にあらわす言葉に出会いました。NHKの大河ドラマ『龍馬伝』の中で使われていた台詞です。「みんなが笑うて暮らせる世の中をつくる」玻璃真人はそのために働く人々です。

…そして、この扉を開いていただいた、あなたもきっと玻璃真人…。

ありがとうございました。

作者イラスト
新美 宇受女   (にいみ うずめ)
出生地  :三重県津市
生年月日 :1961年9月24日
星座   :てんびん座
血液型  :B型
趣味   : 神社、磐座(いわくら)、古墳めぐり。日本の黎明期や古代文明に関することを調べること。
歌うことが好き。苦手なことは、歌うことと音楽全般。半世紀近い音痴を改善するため、目下ピアノをレッスン中。しかし、世間との音楽的ズレは根深く、修正は難しい…。
女子美術大学絵画科卒業。
蝋燭会社、デザイン事務所勤務の後、フリーライター、エステシャン見習い、中国鍼灸院助手、ブライダルコーディネーター、季節労働者などの職を体験。
2005年に三重県津市美里町で田舎暮らしをスタート。2006年6月に同地で古民家カフェ「cafe Hibicore(カフェ ヒビコレ)をオープン。2007年頃から「玻璃真人新記 真言の…」を書き始める。3年半で二代目女将にカフェヒビコレを任せて女将を引退。
 
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